アンパンマン大図鑑とプラスの違いを徹底比較!中身やキャラ数を解説【保存版】

アンパンマンが大好きなお子さんにとって、キャラクターが満載の図鑑は夢中になれる魔法の一冊ですよね。

でも「アンパンマン大図鑑」と「アンパンマン大図鑑プラス」、どちらを選べばいいか迷っていませんか?

せっかく購入するなら、お子さんが一番喜んで長く使えるものを選びたいもの。そのためには、それぞれの特徴やキャラクター数をしっかり把握することが大切です。

この記事では、2つの図鑑の決定的な違いを比較表で徹底解説。掲載キャラクターの詳しい中身から、図鑑をもっと楽しむ遊び方、文字学習への活用法まで、保護者が知りたい情報を網羅しました。

初めて購入する方も買い替えを検討中の方も、必ず役立つ情報が満載です。

ぜひ最後まで読んで、お子さんに最高のアンパンマン図鑑を選んであげてくださいね。

目次

【比較表】ひと目でわかる!アンパンマン大図鑑と大図鑑プラスの違い

まず、現在主に流通している「アンパンマン大図鑑」と名のつく代表的な2冊の違いを比較表にまとめました。どちらを選ぶべきか、大きな判断材料になるはずです。

項目 アンパンマン大図鑑
公式キャラクター2000
それいけ!アンパンマン大図鑑プラス
公式キャラクターブック
愛称 旧版・通常版 新版・プラス
発売日 2013年7月 2023年7月
収録キャラクター数 約2,200以上 約2,700以上
ページ数 256ページ 296ページ
構成 1冊完結 1冊完結
特徴
  • 基本的なキャラクターを網羅
  • 価格が比較的安い
  • 中古市場でも見つけやすい
  • 最新のTV・映画キャラまで収録
  • キャラクター数が圧倒的に多い
  • 映画ポスターコレクションなども掲載
  • 変身キャラなども詳しく紹介
こんな子におすすめ
  • 初めて図鑑に触れる低年齢の子
  • 基本的なキャラクターに親しみたい子
  • コストを抑えたい場合
  • 最近のアンパンマンが大好きな子
  • 映画をよく観る子
  • 「このキャラだれ?」が多い知りたがりな子
  • 長く使いたい場合

※注:上記は代表的な版の情報です。過去には「アンパンマン大図鑑」と「ばいきんまん大図鑑」が2冊セットになった「アンパンマン大図鑑プラス」も存在しました。現在新品で入手しやすいのは上記の2冊がメインとなります。

アンパンマン図鑑「プラス」と「通常版」の具体的な違いを深掘り

上の比較表で大まかな違いは掴めたでしょうか。ここからは、それぞれの図鑑の構成や中身について、さらに詳しく解説していきます。どちらがお子さんの興味に合っているか、じっくり見極めていきましょう。

最大の違いは「収録キャラクター数」と「情報の鮮度」

一番の大きな違いは、やはり収録されているキャラクターの数です。アンパンマンの世界はテレビシリーズや映画が続くごとに、どんどん新しいキャラクターが増えていきます。

  • 通常版(旧版):2013年時点での約2200キャラクターを収録。アンパンマン、ばいきんまん、ドキンちゃんといった主要メンバーはもちろん、多くのサブキャラクターが掲載されており、基本的な知識を得るには十分なボリュームです。
  • 大図鑑プラス(新版):2023年までの約500体もの新キャラクターを追加し、総勢約2700以上という圧倒的なボリュームを誇ります。ここ10年で登場したテレビシリーズの新キャラや、映画『かがやけ!クルンといのちの星』のクルンや『ふわふわフワリーと雲の国』のフワリーなど、お子さんが最近テレビや映画で観た「あのキャラクター」が載っている可能性が高いのが最大の強みです。

最近のアンパンマンに夢中になっているお子さんにとっては、新しいキャラクターが載っている「大図鑑プラス」の方が、満足度は格段に高いと言えるでしょう。「テレビで見たキャラが図鑑にいた!」という発見は、子どもの知的好奇心を大いに刺激します。

図鑑の構成とページ内容の違い

キャラクター数だけでなく、図鑑の中身の構成にも違いがあります。

通常版(旧版)は、キャラクターを50音順に紹介することに特化した、シンプルで分かりやすい構成です。低年齢のお子さんでも直感的にページをめくって楽しむことができます。

一方で、大図鑑プラス(新版)は、単なるキャラクター紹介に留まりません。巻末には「映画ポスターコレクション」が収録されており、歴代の映画をポスターと共に振り返ることができます。親子で「この映画、一緒に観に行ったね!」と思い出を語り合うきっかけにもなります。

さらに、キャラクターの「変身した姿」なども細かくフォローされているのが特徴です。例えば、おなじみのキャラクターが別の姿になったレアなバージョンまで掲載されており、コアなファンも納得の内容となっています。

【結論】今から買うならどっち?年齢と目的に合わせた選び方

ここまで解説した違いを踏まえて、どちらの図鑑を選ぶべきか、具体的な選び方を提案します。

  • 2~3歳ではじめての図鑑なら…
    この時期は、まずアンパンマンの世界に親しむことが第一です。基本的なキャラクターが網羅されている通常版(旧版)でも十分に楽しめます。価格が比較的安いため、「図鑑に興味を持つかわからない」という場合のお試しとしても良いでしょう。
  • 4歳以上でアンパンマン博士を目指すなら…
    言葉も増え、好奇心が爆発するこの時期には、情報量が豊富な「大図鑑プラス(新版)」が断然おすすめです。「これ、だーれ?」という子どもの質問に、この一冊があればほぼ答えることができます。長く使えることを考えても、最新版への投資価値は非常に高いです。
  • 映画が大好きなお子さんなら…
    迷わず「大図鑑プラス(新版)」を選びましょう。映画限定のキャラクターやポスターコレクションは、映画の感動を追体験できる素晴らしいコンテンツです。

迷ったときは、「大は小を兼ねる」という言葉通り、情報量が多く、最新の情報が載っている「大図鑑プラス」を選んでおけば、後悔する可能性は低いと言えるでしょう。

アンパンマン図鑑の気になる中身!どんなキャラクターが載っている?

「約2700体も載ってるって、具体的にどんなキャラクターまでいるの?」と、その詳しい中身が気になりますよね。アンパンマン図鑑の魅力は、その圧倒的な網羅性にあります。ここでは、図鑑の中身をもう少し詳しく覗いてみましょう。

メインからマニアックまで!テレビシリーズのキャラクター分類

図鑑のメインコンテンツは、もちろんテレビシリーズに登場するキャラクターたちです。
アンパンマン、しょくぱんまん、カレーパンマンといったヒーローたちや、ばいきんまん、ドキンちゃん、コキンちゃん、ホラーマンといったお馴染みの敵役・仲間たちは、見開きで大きく紹介されていることもあります。

しかし、この図鑑の真骨頂はそこから。一話しか登場しないようなマイナーなキャラクター、例えば「うどんくん」や「だいふくのふくちゃん」といった、一度見たら忘れられないユニークな仲間たちまで、しっかりと掲載されています。

それぞれのキャラクターには、簡単な説明文や、場合によっては初登場回が記載されていることもあり、大人も「へぇ~!」と唸ってしまう情報が満載です。子どもがテレビで見たばかりのキャラクターを図鑑で見つけた時の喜びは、計り知れません。

映画限定の特別なキャラクターも完全網羅

アンパンマンの映画には、その作品でしか見られない魅力的なキャラクターがたくさん登場します。図鑑では、そうした映画出身のキャラクターたちもしっかりと紹介されています。

  • クルン(かがやけ!クルンといのちの星)
  • フワリー(ふわふわフワリーと雲の国)
  • ロボリィ(ロボリィとぽかぽかプレゼント)

上記のような近年の人気キャラクターはもちろん、過去の映画のキャラクターも掲載されています。映画を観た後に図鑑を開いて、「この子、かっこよかったね」「かわいかったね」と親子で振り返る時間は、最高のコミュニケーションになります。映画の感動を、いつでも手元で再確認できるのです。

「変身した姿」や「派生キャラ」までわかる構成

アンパンマンの世界の奥深さは、キャラクターのバリエーションにもあります。図鑑では、通常とは違う姿や、よく似た別のキャラクターもしっかりと区別して紹介されています。

例えば、有名なのがブラックロールパンナ。善と悪の心を持つロールパンナの「わるい心」が優勢になった姿ですが、図鑑では通常のロールパンナとは別に項目が設けられていることがあります。

他にも、

  • アンパンマンがパワーアップした「げんき100ばいアンパンマン」
  • 栗の釜で炊いたご飯でできた「スーパーゴールドかまめしどん」
  • メロンパンナちゃんがメロメロパンチを自分にしてしまった「メロメロメロンパンナ」

など、知る人ぞ知るレアな姿も掲載されています。「このアンパンマン、いつもと違う!」という子どもの発見は、観察力を養う素晴らしい機会になります。

学習効果も抜群!アンパンマン図鑑の便利な索引・50音順構成

アンパンマン図鑑がただのキャラクター紹介本で終わらない理由の一つに、その「調べやすさ」があります。子どもが自ら「知りたい!」と思ったときに、すぐに答えを見つけられる工夫が満載。この章では、図鑑の構成がもたらす知育効果について掘り下げていきます。

子どもでも探せる!「50音順(あいうえお順)」の絶大な効果

図鑑の基本は、キャラクター名が「あいうえお順」に並んでいることです。
んぱんまん」は最初のほう、「ょくぱんまん」はさ行のあたり…というように、頭文字さえわかれば、お目当てのキャラクターがどのあたりにいるか見当がつきます。

これは、文字を覚え始めた2~4歳くらいの子どもにとって、初めての「調べ学習」体験に繋がります。親に「〇〇読んで」と頼むだけでなく、「自分で探してみよう」という主体性を引き出すのです。

「自分でページをめくって、大好きなキャラクターを見つけられた!」という成功体験は、子どもにとって大きな自信となり、本への愛着を深めます。パラパラとめくっているうちに、知らなかった面白いキャラクターに出会う偶然の発見も、図鑑ならではの楽しみです。

「索引」を制する者は、学びを制する!調べ学習の第一歩

図鑑の巻末には、しっかりとした「索引(さくいん)」がついています。キャラクターの名前から、そのキャラクターが掲載されているページをすぐに探し出せる便利な機能です。

最初は親が「『ドキンちゃん』は…と、このページに載っているね」と使い方を見せてあげることで、子どもは次第に「索引って便利だな!」と気づき始めます。この気づきこそが、小学校以降の辞書引きや調べ学習の基礎となります。

索引を使うという行為は、「情報を整理し、目的のものを効率的に見つけ出す」という高度なスキルです。アンパンマン図鑑は、遊びの中でこの重要なスキルを自然に身につけさせてくれる、最高のトレーニングツールなのです。

図鑑は遊びの宝庫!もっと楽しくなる活用法と学びのヒント

アンパンマン図鑑は、ただ眺めるだけではもったいない!少しの工夫で、子どもの能力をぐんぐん伸ばす最高の遊び道具に変わります。ここでは、今日からすぐに試せる図鑑の活用法を具体的にご紹介します。

【初級編】キャラクター探しゲームで観察力アップ!

たくさんのキャラクターが並んだページを開いて、「〇〇はどこかな?」と親子で探しっこをするシンプルなゲームです。

  • 基本ルール:「ドキンちゃんはどこ?」と名前を言って探す。
  • 応用ルール①:「赤い服を着たキャラクターはどーこだ?」と色で探す。
  • 応用ルール②:「空を飛べるキャラクター、何人いるかな?」と特徴で探す。
  • 応用ルール③:「『パン』がつく名前のキャラクターを探そう!」と言葉遊びに発展させる。

この遊びは、集中力や観察力を養うのに最適です。ゲーム感覚で夢中になるうちに、ページ全体を細かく見る力が自然と身についていきます。「見つけた!」という達成感が、子どものやる気を引き出します。

【中級編】名前あてクイズで記憶力と語彙力を育てる

図鑑を見ながら「これ、だーれだ?」とクイズを出し合うのも定番の遊びです。キャラクターの名前を覚えることは、そのまま語彙力の向上に直結します。

「これは、さっきテレビに出てきたね!」「この子はバイキン城にいることが多いね」というように、テレビの内容やキャラクターの関係性を話しながらクイズをすると、単なる丸暗記ではなく、関連付けて記憶する力が鍛えられます。

正解したらシールを貼ったり、ポイント制にしたりと、ゲーム性を高める工夫をすると、子どもはさらに夢中になるでしょう。

【上級編】キャラクター模写でお絵描き能力と創造力を伸ばす

お絵描きが好きなお子さんには、「模写(もしゃ)」がおすすめです。図鑑のイラストをじっくり見ながら、好きなキャラクターを描いてみましょう。

輪郭はどんな形?目はどこについている?口は笑っているかな?
キャラクターを正確に描こうとすることで、細部まで注意深く観察する力と、手先の器用さ(巧緻性)が育まれます。

最初はうまく描けなくても全く問題ありません。「この線が上手に描けたね!」「色使いが素敵だね!」と、できた部分を具体的に褒めてあげることが、子どもの自信と自己肯定感を育みます。

描いた絵を使って、「これは〇〇が冒険に出かけるお話だよ」と、オリジナルのストーリーを作って発表会をするのも、創造力や表現力を豊かにする素晴らしい活動です。

アンパンマン図鑑が「文字学習」の最強の入り口になる理由

「うちの子、まだ文字に興味がなくて…」そんな悩みを抱える保護者の方にこそ、アンパンマン図鑑はおすすめです。実はこの図鑑、遊びながら自然と文字に親しめる、最高の「文字学習教材」でもあるのです。

「読みたい!」を引き出す、ひらがな・カタカナ表記

図鑑に登場するキャラクター名は、基本的にすべて「ひらがな」または「カタカナ」で表記されています。難しい漢字は一切使われておらず、子どもが読むことを前提に作られています。

子どもにとって、一番興味があるのは「大好きなキャラクターの名前」です。その名前が文字で書かれていると、「これはなんて読むんだろう?」という知的な好奇心が芽生えます。

「あ、これは『あんぱんまん』の『あ』だ!」
そんな風に、絵と文字が一致する体験を繰り返すうちに、子どもは自然とひらがなを覚えていきます。「勉強しなさい」と言われるよりも、ずっと楽しく、能動的に文字を習得していけるのです。

図鑑で育つ「読む力」が、読書習慣の土台になる

図鑑を通して文字に親しむことで、子どもは「文字が読めると、もっと世界が広がるんだ!」という実感を得ます。キャラクターの名前が読めるようになったら、次は説明文を読んでみたくなるかもしれません。

この小さな成功体験の積み重ねが、絵本や児童書など、次のステップの読書へと繋がる大切な土台となります。図鑑をリビングのすぐ手に取れる場所に置いておくだけで、日常の中に自然と文字と触れ合う環境が整います。

アンパンマン図鑑は、単にキャラクターの知識を増やすだけではありません。集中力、観察力、記憶力、そしてこれからのすべての学びに繋がる「自ら学ぶ力」の種を、楽しみながら育ててくれるのです。

まとめ:お子様に最適な一冊を選んで、アンパンマンの世界をもっと楽しもう!

この記事では、「アンパンマン大図鑑」と「アンパンマン大図鑑プラス」の具体的な違いから、その中身、そして図鑑を120%活用するための遊び方や学習への応用まで、詳しく解説してきました。

最後に、ポイントをもう一度おさらいしましょう。

  • 情報の新しさと量で選ぶなら:迷わず「大図鑑プラス(新版)」がおすすめ。最新のキャラクター約2700体以上を収録し、長く楽しめます。
  • 初めての図鑑やお試しなら:基本的なキャラクターが載っている「通常版(旧版)」も選択肢の一つ。
  • 図鑑は「読む」だけじゃない:「キャラクター探し」や「模写」など、遊び方を工夫することで観察力・記憶力・創造力を育む知育ツールになる。
  • 文字学習の入り口に最適:大好きなキャラクターの名前を通して、自然とひらがな・カタカナに親しむことができる。

アンパンマンの図鑑は、単なるキャラクター紹介本ではありません。子どもたちの「知りたい!」という純粋な好奇心に応え、自分で発見する喜び、学ぶ楽しさを教えてくれる、まさに「知育の宝庫」です。

今回の記事が、「うちの子には、どっちの図鑑がいいかな?」と悩んでいるあなたの、最高のガイドとなれば幸いです。ぜひお子様にぴったりの一冊を選んであげて、毎日ワクワクしながらページをめくる、かけがえのない時間を作ってくださいね。