赤ちゃんとの外出を快適にするファン付きクールシート「エアラブ」。
★ エアラブは送風シートで、冷房ではありません。⚠️ 環境省のマニュアルは、携帯型扇風機や保冷材などのグッズの活用を暑さを避ける工夫のひとつに挙げていますが、1番目は「暑い日は無理な外出を控える。」です。エアラブにできるのは背中のムレを減らすことです(下で説明します)。
しかし、ドーナツ、ロリポップ、オレオという3つのモデルがあり、どれを選べばいいか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
特に初めて購入を検討するパパ・ママにとっては、スペックの違いや使い勝手が分かりづらいですよね。
この記事では、エアラブの3モデル(ドーナツ・ロリポップ・オレオ)の違いを徹底比較し、冷感性、通気性、防水性、リモコン機能などの観点からわかりやすく解説します。
「とにかく涼しいモデルが欲しい」「お手入れが簡単な方がいい」「車での使用が多い」など、さまざまなニーズに応じた選び方のヒントも提供。
- 最後まで読めば、あなたと赤ちゃんにぴったりのエアラブが見つかるはずです!
⚠️ 先に、この道具にできないことをお伝えします。エアラブは送風シートで、冷房ではありません。
体内に溜まった熱を体外に逃す方法(熱放散)には、皮膚の表面から直接熱を外気に逃がす放射や液体や固体に移す伝導、風によってその効率を上げる対流等があります。しかし、外気温が高くなると熱を逃しにくくなります。汗は蒸発する時に体から熱を奪います。高温時は熱放散が小さくなり、主に汗の蒸発による気化熱が体温を下げる働きをしています。— 環境省「熱中症環境保健マニュアル2022」
★ 暑いときに体温を下げる働きをしているのは、主に汗の蒸発による気化熱です。風はその蒸発を助けますが、⚠️ 気温そのものを下げるわけではありません。
⚠️ 車の中では、この製品を頼りにしないでください
暑い場所では、自動車はオーバーヒートしてエンジンが停止してしまい、車の中はすぐに高温になります。乳幼児は保護が必要な年齢です。乳幼児は自分では行動できません。保護者は保護責任を十分理解してください。— 環境省「熱中症環境保健マニュアル2022」
★ 環境省は、乳幼児の熱中症死亡事故について「~乳幼児を車の中で決して一人にしないでください!~」と書いています。⚠️ 送風シートがあることは、車内に残してよい理由になりません。
エアラブの3モデル:ドーナツ・ロリポップ・オレオの基本概要
エアラブは、ベビーカーやチャイルドシートに取り付けて使用するファン付きクールシートで、韓国のブランド「Poled」が開発した人気商品です。
暑い季節に赤ちゃんの背中やおしりにたまる熱を軽減し、快適な外出をサポートします。
3つのモデルはそれぞれ異なる特徴を持ち、価格や機能性が異なります。この記事では、オレオがある最新の世代=エアラブ4プラス(2025年モデル)で比べます(2026年モデルのエアラブ5にはオレオがありません。下で説明します)。
以下では、各モデルの基本仕様や設計の違いを詳しく見ていきます。
モデルごとの基本仕様と設計の違い
エアラブの3モデルは、以下のように明確な役割分担がされています。
それぞれの設計思想や特徴を理解することで、選びやすさがグッと上がります。
- ドーナツ:エントリーモデルで、シンプルかつ軽量。初めてエアラブを試す方やコストを抑えたい方に最適。
- ロリポップ:中間モデルで、足元の防水素材(PU素材)と、空気清浄フィルター付きのグリル(同梱)を追加。実用性と価格のバランスが良いモデル。
- オレオ:最上位モデルで、冷感素材やワイヤレスリモコンを搭載。機能性と快適性を重視する方にぴったり。
たとえば、ドーナツは軽量で持ち運びやすく、近場のお散歩や短時間の外出に最適。
一方、オレオはワイヤレスリモコン(最大3m)で、離れた場所から風量を変えられます。
それぞれのモデルが異なるライフスタイルに対応しているため、自分の使い方をイメージしながら選ぶのがポイントです。
エアラブのモデル比較表
下の表は、オレオがある最新の世代=エアラブ4プラス(2025年モデル)の仕様です。公式ストアで確認(2026年9月15日)。
購入前にチェックして、どのモデルが自分のニーズに合うか確認してみてください。
| エアラブ4プラス(2025年モデル) | ドーナツ | ロリポップ | オレオ |
|---|---|---|---|
| 通常価格(税込) | 11,800円 | 14,800円 | 19,800円 |
| 素材 | ダイヤモンドメッシュ(ポリエステル100%) | ダイヤモンドメッシュ+足元はPU素材(防水素材) | ポリエステル(表面シリコンコーティング)。接触冷感 |
| お手入れ・防水 | 防水の記載なし(シートは手洗い) | 足元のみPU素材(防水素材) | シート全体に「お手入れしやすい素材」 |
| 空気清浄フィルター | 付属なし(交換用フィルター〔H11〕は別売) | H13 HEPAフィルター付きのグリル(蓋)が同梱。お届け時は付いていないので付け替える | H13 HEPAフィルター付きのグリル(蓋)が同梱。お届け時は付いていないので付け替える |
| 風量 | 4段階(本体のコントローラー) | 4段階(本体のコントローラー) | 4段階(コントローラー+リモコン) |
| リモコン | なし | なし | ワイヤレス(最大3m) |
| 重さ | 576g | 595g | 696g |
| シートのサイズ | 約330×900mm | 約330×900mm | 約330×900mm |
※価格は公式ストアの通常価格(税込)です。2026年9月15日の確認時点では「在庫限り」のセール価格が表示されていて、オレオは全色売り切れでした。重さとサイズは、公式の注記どおりおおよその値です。公式の表記は「ドーナッツ」ですが、この記事では「ドーナツ」と書いています。
※1つ前のエアラブ4(2024年モデル)は中身が違います。ロリポップの通常価格は13,800円で、空気清浄フィルターはファンに付いた形でした(交換用はH11)。重さは商品ページに書かれていません。
出典(Poled Japan/エアラブ公式店・2026年9月15日確認):エアラブ4プラス ドーナッツ・ロリポップ・オレオの商品ページ、エアラブ4プラス 特設ページ、交換用フィルター(H11・H13)、エアラブ4 ロリポップ(2024年モデル)
この表を見ると、ドーナツはコスパ重視、ロリポップはバランス型、オレオは高機能モデルという位置づけが明確ですね。
たとえば、予算を抑えたいならドーナツ、空気清浄フィルターを使いたいならロリポップかオレオ、触ってひんやりする素材やリモコンが欲しいならオレオです。
以下では、冷感性や通気性、防水性などの詳細な違いを掘り下げて解説します。
- エアラブ「ドーナツ・ロリポップ・オレオ」の違いを徹底比較!最適なモデル選びのガイド
- エアラブ「ドーナツ・ロリポップ・オレオ」の違いを徹底比較!最適なモデル選びのガイド
- エアラブ「ドーナツ・ロリポップ・オレオ」の違いを徹底比較!最適なモデル選びのガイド
2026年モデルのエアラブ5には「オレオ」がありません
2026年9月15日に公式ストアで確認したところ、いちばん新しいのはエアラブ5(2026年モデル)です。グレードはドーナッツ・ロリポップ・マカロンの3つで、オレオはありません。最上位はマカロンです。この記事の比較表と説明は、オレオがあるエアラブ4プラスについてのものです。
- 価格(税込):ドーナッツ11,800円(スヌーピー柄は13,800円)、ロリポップ14,800円、マカロン19,800円
- 空気清浄フィルター:3グレードとも付属せず、別売(HEPA10)
- リモコン:マカロンだけ。RF無線のリモコンで、届く距離は、確認した商品ページ・特設ページ・取扱説明書には書かれていませんでした
- 重さ:ドーナッツ570g、ロリポップ575g、マカロン675g
- 風量:4段階
ファンにフィルター(HEPA10)を取り付けたい場合は、別売りのフィルター付きグリル(蓋)に交換することができます。— Poled Japan/エアラブ公式店「エアラブ5 WEB取扱説明書」
出典(Poled Japan/エアラブ公式店・2026年9月15日確認):エアラブ5 特設ページ、ドーナッツ・ロリポップ・マカロンの商品ページ、エアラブ5 WEB取扱説明書
エアラブの冷感性能と通気性の違い
エアラブの特徴は、冷感素材と通気性です。
各モデルでどのように異なるのか、具体的に見ていきましょう。
赤ちゃんの体温調節が未熟なため、背中やおしりに熱がこもると不快感やあせもの原因になります。
エアラブは、ファンで背中側に風を送るシートです。⚠️ あせもへの効果を示した資料は、探した範囲では見つけられませんでした。
ファンと空気清浄フィルターの違い
エアラブ4プラスでは、ファンと空気清浄フィルターの付き方がモデルで違います。
以下に各モデルの特徴をまとめます。
- ドーナツ:シンプルな構造のファン。空気清浄フィルターは付いていません。交換用のフィルター(H11)が別売で、エアラブ4プラスのドーナッツに対応しています。3つの中でいちばん軽いモデルです(576g)。
- ロリポップ:エアラブ4プラスで、ファンがオレオと同じタイプになりました。H13 HEPAフィルター付きのグリル(蓋)が個包装で同梱されていて、お届け時のファンには付いていません。
- オレオ:ロリポップと同じく、H13 HEPAフィルター付きのグリル(蓋)が同梱で、お届け時は付いていません。ワイヤレスリモコンが使えるのはオレオだけです。
公式の特設ページは、ファンの説明の注記でこう書いています。
ロリポップ・オレオはフィルターと蓋の一体型です。お届け時に付属の蓋にはフィルターがついておりませんので、空気清浄機能を利用したい場合は、フィルター付きの蓋へ付け替えてください。— Poled Japan/エアラブ公式店「エアラブ4プラス 2025年モデル」特設ページ
★ ロリポップかオレオでフィルターを使いたいときは、同梱のグリルに付け替えてから使います。風が出る空気孔(エアホール)の数は、確認したエアラブ4プラスの商品ページと特設ページの本文には書かれていませんでした(2024年モデルのドーナッツの商品ページには「23個」とあります)。
シートの素材と冷感の違い
シートの素材は3モデルで違います。
赤ちゃんがシートに触れた瞬間のひんやり感や、長時間の使用での快適さがポイントです。
-
- ドーナツ:ダイヤモンドメッシュのシート(ポリエステル100%)。風が通るメッシュ素材です。
- ロリポップ:座面はダイヤモンドメッシュ、足元はPU素材(防水素材)。足元の汚れは拭いてお手入れできます。
- オレオ:ポリエステルの表面をシリコンでコーティングしたシート。公式は、触ると涼しさを感じる「接触冷感」の素材だと説明しています。
エアラブ4プラスの公式ページで「接触冷感」と書かれているのは、オレオだけです。
送風と冷感のバランス
送風性能と冷感性のバランスは、赤ちゃんの快適さに直結します。
風量は3モデルとも4段階です。ロリポップとオレオは、同梱のフィルター付きグリルに付け替えると、フィルターを通した風になります。
オレオはシートに接触冷感の素材を使っています。⚠️ 気温そのものは下がりません。
★ 車内では、まずエアコンを入れて車内の温度を下げることが先です。⚠️ 送風シートは、その代わりにはなりません。
防水性と清潔性で選ぶエアラブ
赤ちゃんとの外出では、飲み物のこぼれや汗、靴の汚れなど、シートが汚れるシーンが多々あります。
エアラブの防水性と清潔性は、モデル選びの重要なポイントです。
以下では、各モデルの防水性能とお手入れのしやすさを比較します。
防水性能の違い
防水性は、モデルによって大きく異なります。
汚れやすい足元や全体の清潔さを保つために、どの程度の防水が必要かを考えてみましょう。
- ドーナツ:確認した公式ページの本文に、防水の記載はありません。汚れたときはファンを外してシートを手洗いします。頻繁な洗濯が必要な場合は手間になることも。
- ロリポップ:足元部分にPU素材(公式の表記では「防水素材」)を採用。靴の砂汚れや食べこぼしで汚れやすい足元を、ウェットティッシュで拭いてお手入れできます。1歳以上の歩き始めた子に特におすすめ。
- オレオ:シートの表面をシリコンでコーティングした素材。公式の比較表(画像)では、オレオの「生活防水」は「シート全体」です。どの程度の水に耐えるかは、確認したページには書かれていませんでした。
エアラブ4プラスの特設ページは、比較表の注記でこう書いています。
ロリポップは足元のみ、オレオはシート全体にお手入れしやすい素材を使用しています。— Poled Japan/エアラブ公式店「エアラブ4プラス 2025年モデル」特設ページ
お手入れのしやすさ
お手入れのしやすさは、忙しいパパ・ママにとって重要なポイント。
ドーナツは洗濯が必要なため、乾燥時間を含めて手間がかかる場合があります。一方、ロリポップは足元だけ、オレオはシート全体が、拭いてお手入れしやすい素材です。
たとえば、公園で遊んだ後にベビーカーに乗せる際、ロリポップの足元やオレオのシートなら、少しの汚れはウェットティッシュでその場で拭き取れます。
外出先での清潔性
外出先での使いやすさは、防水性だけでなく、取り付けや持ち運びのしやすさにも関わります。
ドーナツは軽量でコンパクトなため、短時間の外出や頻繁に取り外す場合に便利。
ロリポップは足元がPU素材なので、靴の汚れが付きやすい公園やショッピングモールでも使いやすいでしょう。オレオはシート全体がお手入れしやすい素材です。
エアラブの使いやすさと操作性の比較
エアラブの使いやすさは、操作方法や取り付けの簡単さで決まります。
特に、忙しい育児中は直感的に扱えるかどうかが重要。以下では、操作性やリモコン機能の違いを詳しく見ていきます。
操作方法の違い
各モデルの操作方法は、日常の使い勝手に大きく影響します。
- ドーナツ・ロリポップ:コントローラーで風量を4段階に調整。コントローラーは裏面のクリップで、ベビーカーの使いやすい位置に留められます。
- オレオ:ワイヤレスリモコン(ファンから最大3m)で風量を変えられます。ベビーカーを押しながらでも、手元で調整できます。
リモコン機能のメリット
オレオのワイヤレスリモコンは、ファンから離れた場所で風量を変えたいときに便利です。
たとえば、赤ちゃんが寝ているとき、そばまで行かずに風量を変えられます(ファンから最大3mまで)。
ドーナツやロリポップにはリモコンがありませんが、コントローラーを裏面のクリップでベビーカーの使いやすい位置に留めておけば、手元で風量を変えられます。
風量調整と使用シーン
すべてのモデルで風量は4段階調整が可能。
暑い日は強風、涼しい日は弱風と、気温や赤ちゃんの様子に合わせて柔軟に対応できます。オレオはリモコン操作により、細かな調整がよりスムーズ。
たとえば、室内から屋外に出たときや、エアコンが効き始めた車内で、すぐに風量を変更できるのは便利です。
失敗しないエアラブ選びのポイント
エアラブ選びで失敗しないためには、自分のライフスタイルや優先したい機能を明確にすることが大切です。
以下に、選び方のポイントをまとめます。
優先する条件を明確に
まずは、「何を重視するか」を決めましょう。
以下のような質問を自分に投げかけてみてください。
- ひんやり感:触るとひんやりする接触冷感のシートは、3つの中でオレオだけ。
- お手入れの簡単さ:足元の汚れが気になるならロリポップ、シート全体ならオレオ(どちらも拭いてお手入れしやすい素材)。
- 予算:コスパを重視するならドーナツが手頃。
- 操作性:車や頻繁な調整が必要なら、リモコン付きのオレオ。
たとえば、都市部で短時間の外出が多い場合は、軽量なドーナツで十分。
一方、車での移動が多い家庭では、オレオのリモコン機能が重宝します。
必要な機能を見極める
すべての機能を求める必要はありません。
たとえば、リモコンがなくても問題ない場合や、防水性が足元だけで十分なら、ロリポップがコストと性能のバランスが良い選択肢です。
逆に、すべてを最高レベルで求めるならオレオ一択。
自分の生活スタイルに合わせて、「必須」と「あれば便利」を分けて考えると選びやすくなります。
比較時のチェックポイント
複数モデルを比較する際は、以下のような視点を持つと良いでしょう。
-
- 取り付けやすさ:エアラブ4プラスは全モデルでシートサイズが統一されています(約330×900mm)。お使いのベビーカーやチャイルドシートに付くかは、購入前に公式ストアで確認してください。
-
- 子どもの反応:敏感な赤ちゃんは風量や素材の感触に反応することがある。試用可能な店舗で確認するのもおすすめ。
- デザイン:エアラブ4プラスでは、ドーナツとロリポップにブラック系の色(リッチブラック・ブラックモカ)が加わりました。オレオには以前からダークグレー(クッキー&クリーム)があります。
家族で話し合い、使うシーンを具体的にイメージすることで、失敗のない選択ができます。
たとえば、夫婦でベビーカーを押す頻度や、車での移動が多いかを考慮すると良いですね。
まとめ:あなたにぴったりのエアラブを見つけよう
エアラブのドーナツ、ロリポップ、オレオは、それぞれ異なるニーズに応える優れたモデルです。
コスパ重視ならドーナツ、バランス型ならロリポップ、最高の快適さと機能性を求めるならオレオがおすすめ。
冷感性、通気性、防水性、リモコン機能など、どの要素を優先するかで最適なモデルが変わります。
この記事を通じて、エアラブの各モデルの特徴や使い勝手を詳しくお伝えしました。
赤ちゃんの快適さとパパ・ママの使いやすさを両立させるエアラブは、夏の外出をより楽しいものにしてくれるはず。
ぜひ、自分のライフスタイルに合ったモデルを選んで、赤ちゃんとの素敵な時間を楽しんでください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。エアラブ選びの参考になれば幸いです。
涼しく快適な夏を、赤ちゃんと一緒に過ごしましょう!
環境省「熱中症環境保健マニュアル2022」 熱中症環境保健マニュアル(PDF)
Poled Japan/エアラブ公式店(2026年9月15日確認) エアラブ4プラス 特設ページ・エアラブ5 特設ページ・エアラブ5 WEB取扱説明書



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